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子育ての悩み| ひとりっ子を育ててわかったこと


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我が家の一人娘は

現在社会人3年目で、一人暮らしをしています。

 

世間一般では

「一人っ子はかわいそう」

「一人っ子はさみしい」

「一人っ子はわがままに育つ」

と、よく言われます。

 

しかし、当の本人は、

生まれた時からずっと一人っ子なので、

自分で「さみしい」など、思ったことはないと言います。

 

娘は大学の友人にも、

「兄弟姉妹がいなくてさみしいと思ったことないの?」

と言われたことがあったそうですが、

兄弟のいる自分と比べようがないので、

「ない」としか言えないのです。

 

ですが、やはり兄弟姉妹がいる子どもと、

兄弟がいない子どもの違いはあると思います。

 

兄弟姉妹がいる場合、

兄弟姉妹に対する信頼や憧れや競争心や嫉妬、

いろんな感情が入り混じって、

時には激しく喧嘩をすることもあるし、

時には友達よりも深く理解してくれる存在になることもありますよね。

 

幼い子ども達の場合は、

1才年が違うだけで、できることもかなり違います。

 

小さい子どもなりに、

兄弟姉妹で、切磋琢磨しながら成長しているということでしょう。

 

兄弟が1人2人3人と増えれば、

その分、世界が広がるのは確かでしょうね。

こどものおかげで意外なことが得意になる?

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一人っ子は、兄弟姉妹がいないので、

家で遊ぶ時は、一人遊びが多くなります。

 

そして相手が必要な時は、

家族である、おとなに向かってきます。

 

娘は、絵を描くことが好きでしたので、

私は娘が生まれるまで、

絵を描くことが楽しいと思ったことが一度もありませんでしたが、

娘は、そんなこと全くお構いなしです。

 

容赦なく、次から次へと「絵を描いて!」と要求してきました。

 

おかげで、娘が小学生の頃に好きだったアニメキャラクターの絵が、

たくさん描けるようになりました。

 

こういう時、兄弟姉妹がいたら子ども同士で遊べて、

親が楽なのだろうなぁと思います。

 

 

しかし、そんなことをきっかけに、

調子に乗ってきた私は、

クリスマスのアドベントカレンダーを毎年手作りするようになりました。

 

女の子は、可愛いものが基本的に好きです。

 

クリスマスの1ケ月前から1日1つだけ扉を開けて、

「キャーッ!」と声を上げて喜ぶ娘を見て、

私は「やった!」と心でガッツポーズしていました。

 

意外と、自分が小さい頃から苦手だと思っていたことを、

半ば強制的にやらされた時、

結構一生懸命にやっている内に

ハマる事もあるのだということを、

この時知りましたね。

 

 

ひとりっ子はわがまま?言うことをきかないの?

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ひとりっ子はわがままとよく言われますが、

「一人っ子=わがまま」 ではないと思います。

 

私の周りには、一人っ子を持つ親御さんが多いのですが、

その子ども達が皆わがままかというと、

当たり前ですが、そんなことはありません。

 

とてもきちんと躾けられ、優しく、聞き分けが良い子もいます。

 

一方、わが娘はというと、

いわゆる一人っ子の代名詞「わがまま」が

ピッタリくるような子どもでしたので、

私はそんな娘の態度にいちいち反応し過ぎて、

疲れることが多かったですね。

 

しかし、今振り返ってみれば

そんな手のかかる性格だったからこそ、

いろいろと楽しいことがたくさんありました。

 

 

娘の名言があるのですが、

 

幼稚園から小学校の低学年まで、

娘は、洋服や靴や持ち物などを買う時,

必ずピンク色の物を選んでいました。

 

ある日、

私だけが靴を買いに行き、

可愛くてデザインもいいなぁ と思った靴には、

ピンク色がありませんでした。

 

それは、確か赤い色の靴だったと思います。

その靴を買って帰って娘に見せたところ、

娘は、「他にどんな色があったの?ピンクはなかったの?」

と言いました。

 

(せっかく可愛い靴を見つけたと思ったのに、その言い草は何だよーっ!)

と心の中で思った私は、

「どうしてなんでもかんでもピンクピンクって言うの !!」

と怒り口調で言いました。

 

すると娘は、

「だって○○ちゃん(自分の名前)は、ピンクを履くと元気になるんだもん!」

と言いました。

これには、目から鱗がポロリでした。

 

娘には、ピンクを選ぶ確固たる理由があったのだと知り、

私は、(ピンクを身に着けることで、気持ちが元気になるなんて単純。

でもステキな事だな)

と、その時思ったのを今でも覚えています。

 

子どもが言うことを聞かないのは親のせいかも

わがままと思っていたことが、

実はこんな気持ちや考え方を貫きたいからやっているのだ

ということは、多分大人にでもあることですよね。

 

次に、「わがまま」と同じように、

「言うことを聞かない」という状態を、どうとらえるか。

 

こんな悩みも、親になると度々ありますよね。

親は、「子どもには優しい子であってほしい」などの願望があります。

 

なぜ優しい子であってほしいかというと、

「お友達と仲良く遊べるから」 という理由もあります。

 

しかし私の場合は、

お友達のお母さんや周りのおとな達に、

「ちゃんと躾けられている子ども」だと思ってもらいたいから、

という心理が少なからずありました。

 

あなたの中にもそういう気持ちはありませんか?

 

でも、そういうのって

子どものありのままを受け入れてないということですよね。

子どもは、実はそういったことにとても敏感です。

(私の気持ちを無視して、私を変えようとしている)とすぐに察知します。

 

わが娘は「フン!その手には乗らないぞ!」と言わんばかりに、

更に“言うこと聞かない状態”を貫きました。

 

そして、私の方は疲れ果てるという…毎度のパターンです。

 

まとめ 一人っ子の子育ての醍醐味

子育ては、先が見えないから不安になりますよね。

 

わがままを言ったり、言うことを聞かなかったりすると、

このまま大人になって、とんでもない人間になるのではないか、

と思ってしまいませんか?

 

でも、私は今おとなに成長したわが娘を見て、

わがままや言うことを聞かないのって、

実は大事なのでは?と思ったりするのです。

 

自分の気持ちを大事にしている証拠だから。

娘が娘であるために、譲れない気持ち。

 

私は、ありのままを受けとめてあげられないことも多かったのですが。

 

「それでいいんだよ」って、

今なら少し余裕をもって言えるような気がします。

 

一人っ子は、親から一身に愛情を受けます。

家庭内で他の誰のことも気にせず、

常に見守られている安心感があります。

 

そんなわけで、一人っ子もなかなか良いものだなと最近思うのです。